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寒さも薄暗さも楽しさの一部

と、思えるのは子どもの特権でしょうか。

「このアクティビティー、外でする?中でする?」というデイビッドの質問に子どもたちは9割がた「外!」と答えます。「外でするなら寒い寒い言わないこと!」とデイビッドと約束すると、絶対に誰も文句を言わず喜々としてアクティビティーに取り組みます。「寒い…」とつぶやいているのはカメラを構える私のほう。いつも彼らのパワーと楽しむ力に圧倒されます。

それにして始めて半年もたっていないというのに、彼らの成長にはすごいものがあります。態度や心の変化が一番大きなもので、分からなくても必死で聞き取ろう、分かりたいという目がデイビッドを見つめています。おうちで英語ノートを作っている子。エコーポイントの宿題だけ帰ったらすぐに取り組む子。自主的な意欲におうちの方も驚かれ、報告をいただけることは何よりの喜びの一つです。ありがとうございます。

使える言葉は英語を使うのがほんの少しずつ、少しずつですが「当たり前」になってきました。そして発音の美しさです。こちらがハッとするような美しい発音が教室内に響き始めています。デイビッドはレッスン中はあえて自身の母国語の癖を落としています。アメリカなまり、イギリスなまり、オーストラリアなまりなど、いろいろな癖があってももちろんおもしろいのですが、せっかく基本を身につけるのなら特別ななまりのない誰が聞いても聞きやすい言葉を。という思いもあります。