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英会話スクールで、一番成長できるレベル設定とは

こんにちは。エコーポイントイングリッシュのFumiです。

英会話教室を選ぶとき、その雰囲気や価格だけで選んでいませんか?

もちろん自分に合う雰囲気ってとっても大事ですし、長く続けるためには価格も重要。

ただ、あなたやあなたのお子様が本当に上達するには、その教室がレベル設定をどのようにしているかが実はとても大切です。

今日はその選び方のポイントをご紹介します。

スクール全体のクラス設定

これは、設定をしてある教室がほとんどだと思いますが、どのように設定され分けられているでしょうか。

経験年数だけで自動的にレベルが分けられるようなシステムではなく、その人の性格も含んだコミュニケーション能力を測るような教室がお勧めです。

お子様の場合は英語力だけではなく、そのお子様の発達段階も加味されたクラス分けになっているか、英語力だけ、年齢だけのクラス分けになっていないかチェックしましょう。

発達段階によりコミュニケーション能力はずいぶん変わってくることは、日本語も英語も同じです。

また、在籍している講師は全員が、クラス設定の基準を把握しているでしょうか。

ただレッスンをこなしているのではなく、次のクラスへのステップアップの基準を明確に理解し、それを目安として今のクラスの生徒を導こうとしているかは重要です。

レベルチェックやクラス分けについては、そのプロがいるか…それを担当をする人が教室の中でもごく限られた人数であれば、そのばらつきは少ないでしょう。

ただ、例えばたくさんの講師が在籍していてその時間に手の空いている人がレベルチェックやクラス分けを担当するような場合には注意が必要です。

英会話教室では、テストではなく面談にてクラス分けをされる場合がほとんどなので、担当者によって判断基準が変わらないよう配慮している教室が良いでしょう。

a class having a recitation

個人へのレベル設定

グループレッスンにおいてもプライベートレッスンにおいても、個人個人のレベルを上げていくための課題設定をレッスン内で講師がしているかはとても重要です。

例えば、クロールで25メートルを35秒で泳げる人に、35秒の目標設定をしてもあまり意味がありません。かといって来週は25秒で泳げるように!という指導にも無理を感じます。

個人個人のレベルを上げるためには、「今のレベルよりちょっと負荷のあるレッスン」がものすごく大切なのです。

ただ、そのさじ加減がとても難しいのも事実。グループレッスンにおいては、1つのレッスンで何人もの生徒さんを一度に指導するわけですから、さらに講師の力量が問われます。

だからこそ、次のポイントが重要になってきます。

multiethnic cheerful colleagues talking about job and working with documents

毎回同じ講師が担当するか

以前、私が英語のオンラインレッスンを受けた時ですが、毎回講師が変わり、そのたびに自己紹介に時間をとられてもったいないなあと思っていました。

その割には「え、今日が初めてのレッスンだったの?」とか、「このテキスト使うの初めてだったんだね」などとレッスンの途中に言われ驚いたことを覚えています。

生徒さん一人一人の英語のレベル、性格、目標を把握しているからこそ本当に意味のある「今よりちょっと負荷のあるレッスン」ができるのであり

初見では大変残念ながらほぼ無理です。

水泳のように秒数が出るものであればまだ把握がしやすいのかもしれませんが、それでもどのような声掛けがその生徒さんの秒数を縮め、能力を伸ばすかは

人間関係のできたコーチだからこそ可能なのではないでしょうか。

数字で測ることのできない英会話では、その把握が非常に繊細であり、毎回同じプロ講師がコンスタントに関わるからこそ伸びていくのです。

school teacher showing a book to the children

岡山市で個人個人の力を最大限に引き出す当教室の詳しいご案内です

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先日、11月に行われる教室のスピーチ発表会の原稿を渡す前に子供たちに話をしました。(7月中旬の話です)

「原稿をもらって、自分の担当スピーチを見た時にきっと『難しい』と感じると思う。それが当たり前です。

このスピーチは先生たちがあなたたち一人ひとりの顔を思い浮かべて、今のあなたよりちょっと難しいレベルにあえて挑戦してもらうためのものです。

Aくんにはこれ、Bちゃんにはこれって、私たちが本当に心を込めて選んだものです。

じゃあどうして、今のあなたにちょっと難しいものにしたのか、わかるかな。」

子供たちは真剣に話を聞き、質問に対して首をかしげる子、思いを口にする子が出てきます。

首をかしげる子にとっては、「難しいってどういうこと」を考える素晴らしい機会です。思いを口にする子は、その思いのすべてが正解です。

一人一人の原稿のはじめには、講師から手書きで「どうしてこのパートをあなたに選んだか。どのような挑戦をしてほしいか。何に期待しているか。どれだけあなたを信じているか。」

その思いがつづってあります。

あるグループについては、それに併せてそのグループ全体の強みと課題を話します。すると、文字通りすべてのお子様が「不安よりやる気がずっとある」「できるって信じる」という状態になるのです。

それは、こういうことを少しずつ積み重ねて自分が成長してきたことを子供たち自身が知っているからです。

大人も同じです。

例えば目標が5つある生徒さんがおられました。

講師はそれを十分に聞き取ったうえで、その目標を順番に並べてお話をします。

「この素晴らしい目標を必ずかなえていきましょう。ただ、一度にすべての目標を叶える魔法はありません。

レベルを1~5に分けました。1から順番にクリアしていく方法もありますが、こういう方法もあります。

あなたのレベルはこのあたりなので、1と2は比較的簡単にクリアできるでしょう。

ですから1と3をセットにしてクリアし、その後2と4をセットにしてクリア。そして最終的に5に挑戦するという方法です。

なぜなら1と3、2と4にはこのような共通点があるからです。

さらに、セットにして達成することであなたにとって『今の自分よりちょっと難しい』レベルとなるためです。こうすることでより効率的、効果的に学びが進みそうですよ」

あなたと共に、本気でありたいと願っています。