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お子様の英会話のはじめ時を迷っている方へ

child holding clear glass jar with yellow light

こんにちは。エコーポイントイングリッシュのFumiです。

職業柄か、「英語は大切だから我が子に習わせたいと思うけど、まだ早いかな(もう遅いかな…)」というご相談をよくいただきます。

確かに、赤ちゃんの頃から始められる習い事の中の1つが英語だよなあと、相談をいただく度に思うのですが、早ければ早いほどいいのか…

今日は、英会話教室のはじめどきをプロの視点からご紹介します。

英語圏の子供たちはどう育つか

アメリカやオーストラリアはたくさんの移民を受け入れているので、非常に多国籍の国です。

私は「日本とは違う環境で育っている子供たちの成長過程を間近で見たい」と、渡豪してもう一度大学に入り、幼児教育を専攻しながら現地の保育園で働きました。

私が担当していたクラスには、英語圏の両親を持つ子供たちの他に、フランス、スペイン、中国、韓国、インドネシア、コロンビアのバックグラウンドをもつ4-5歳児の子供たちがいました。

中華系のご家族は両親ともに(時には親戚も)中国人で、「家の中では完全に中国語」「外に出ると英語」

という完全に分かれた二つの言語の世界に住んでいる子供が多く、そういった場合は言語に関わらず子供は話す相手によって言語を変えます。

たとえば教室では英語を話しているけど、お迎えのお母さんやお父さんが来ると、家族には中国語を話すというような様子です。

では、 両親どちらかの母国語が住んでいる場所と同じ言語の場合…いわゆる「ハーフ」の子供たちはどうでしょう。

オーストラリアに住んでいて、お父さんだけドイツ人、お母さんがオーストラリア人の場合。お父さんがオーストラリア人、お母さんが日本人の場合。

家の中で話される言語も英語に偏るうえ、社会生活も英語なので、ほとんどの子供たちは英語しか話せず大きくなっていくのです。

日本では「ハーフ」の子は自然に英語が話せて得だね~という空気がまだまだありますが、多言語を話す国でない限り

相当な努力をしないと「ハーフ」の子供たちでさえ他の言語を話せるようにはなりません。

顔は外国人のようなのに「日本語しか話せないのに英語で話しかけられて困る」という人をテレビでよく見かけるのはこのためです。

a teacher looking at her student while holding an apple

早く始めすぎることにはリスクもある

このようなことが起きるのはなぜでしょう。

シンプルに理由を説明すると「混乱するから、そして機会が少ないから」です。

脳の中の言語の回路は7歳までに育つ、とか9歳までに育つとかいろいろ言われますが、例えば二か国語を話す(先に述べたオーストラリアに住む中国人のお子さんのような)人は太い言語の回路が二本あるようなものです。

それは、家の中では「中国語」外では「英語」という風に、環境がはっきり分かれている上に、どちらにも十分にインプット、アウトプットの機会があるということです。

ですが、たとえハーフのお子さんでも全く二か国語が話せるようにならないのは、二本目の言語の回路を作れるほど環境がはっきり分かれていない上に

インプットやアウトプットの機会が絶対的に少ないためです。この二つの要素で、頭の中が混乱してしまうのです。

子供たちにとっては右のドアを開けるのか左のドアを開けるのかいつもちょっとした緊張感があるようなものです。

心地よい方を選びたいのは人として自然なことなので、左のドアを開ける機会が多いと、いつも左のドアに安心感を感じるわけです。

赤ちゃんの頃から二か国語で育てることに成功している人ももちろんいますし、そういうやり方が合っているお子様がいたり、環境があったりするのも事実です。

でも、日本では多くの場合相当の努力をしないと難しい。

その結果、大人が必死に努力をさせすぎてしまうあまり、子供たちが英語嫌いになった例をたくさん見てきました。

ずっと親の期待に応えて素直に勉強していた子供が、自我の芽生えとともに「英語を見たくもないし聞きたくもない」と言い出すことも珍しくなく

実は私たちの教室にご入会くださる約1-2割の生徒さんの保護者の方が「頑張りすぎた結果、親子ともに疲れ果ててしまった。英語に対する子供の不信感を解消してほしい」とおっしゃるのです。

そうなった場合、英語にまた気持ちを向けてコミュニケーションを楽しめるようになるには、相当豊かな環境と時間が必要となるのです。

多くの日本人の場合は子供たちがある程度日本語を話せる安心感がある中で、もう一つのドアにもチャレンジしていく気持ちになった時に始めることが一番理想であり、リスクが少ないのです。

具体的には、日本語の言葉の量が増え、コミュニケーションを楽しめるようになってくる3-4歳ごろがベストなはじめ時だと感じています。

英語に対しても外国人の見た目に対しても違和感なく心を開き、英語耳が育ち、美しい発音を身につけることのできる年齢です。

ただし、お子様にその気があること、どのスタイルの英会話教室がお子様に合っているか、いくつかの教室を見学または体験することが大前提です。

「3-4歳をとっくに過ぎてしまった」…という方もがっかりしないでください。始める年齢によって、それぞれのメリットがあり、お子様にその気があるなら「今」がはじめ時と言えます。

英語に対する興味でも教室そのものに対する興味でも構いませんが、お子様の「やってみたい」という気持ちの見極めはおうちの方にしかできない大切なものです。

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岡山市で子供たちの興味を引き出し、英語も心も豊かに成長していく当教室の詳しいご案内はこちら

エコーポイントイングリッシュの幼児のレッスンは3歳から年長まで。70分間もレッスンがあります。

「70分も大丈夫かな」と思われるかもしれませんが、この長さに秘密があります。

エコーポイントでは講師歴15年以上のプロ講師が、お子様の顔、成長や課題を思い浮かべながら学期ごとに体験型イマージョンスタイルのカリキュラムを構成。

さらに、70分間のレッスンを1つ1つ、分単位でプランニングしています。

もちろん、綿密な計画はありますが、その日の子供たちの様子に合わせて柔軟に対応できるのもプロだからこそ。

レッスン内では「いつもと同じで安心する活動」と「毎週新しいわくわくする活動」を組みあわせています。

おうちの方から離れて、異言語の中の活動ですから、この両方のバランスがとても大切なためです。

また、低年齢だからこそひとつひとつの動きに時間がかかるもの。ずっと座ったまま、とかずっと机について、というようなレッスンではなく

生活に密着した「英語を使う」レッスンなので動きの幅が大きく、じっくり課題と向き合うので、かかるだけの時間が必要なのです。

70分という時間でも構成次第で集中は続きます。

「え~もう終わったの~~!?」と言いながら帰りの用意をする子供たちがたくさん見られるのもこのためです。

教室にきてからの子供たちの動きは次のようなものです。

ドライブスルー(または徒歩・自転車)にて登校、検温、消毒、入室

レッスンの準備、トイレ

1人1人宿題のチェック(フォニックス、本読みが宿題です)

グループタイム(あいさつ、小さな会話、歌)

今日のアクティビティー(クッキングとアート以外のレッスンは3つ程度のアクティビティを行います)

自由遊び(時間がゆるすときのみ。モンテッソーリの教具や好きなおもちゃで遊びます)、トイレ

グループタイム(講師による「今月の本」の読み聞かせ)

あいさつ、退室

                         *社会情勢が落ち着いたらおやつを食べることもあります

もし始める時期でお悩みの方はお気軽にご相談くださいね。しつこい勧誘は全くいたしません、笑

  https://echopoint-english.jp/contact/



または



tel:0862383340


エコーポイントイングリッシュまで